先日、井藤昌志さんのシェーカーボックス(オーバルボックス)やスツールを購入しに、京都のHINに。以前から欲しい欲しいと思ってはいましたが、なかなか縁がなくて。今回ようやく念願叶いました。オーバルボックスやトレイ、ローバックチェアやハイバックチェアも無駄な装飾を削ぎ落とし、シンプルで美しいその佇まい。たまりません。

シェーカー家具は、18世紀後半から19世紀にかけてニューイングランド地方でシェーカー教徒によってつくられたもの。シェーカー教徒は厳格な清教徒で、所有欲を嫌い、規律を重んじ、労働を尊び、その労働によって高い精神性を保てると信じていました。「美は有用性に宿る」「規則正しいことは美しい」「調和には大きな美がある」「言葉と仕事は簡素であること」こうした考え方を背景に生み出されました。シンプルですが、無機質ではなく奥行きがあり、物語が生まれそうな予感を感じさせます。丁寧に扱うことの大切さをこのお品物を通じて、所作一つ、使い方一つを問われてるようにさえ思えるのです。いくつか購入したお品物を家に置くと、なんだかその場の空気がすっと背筋が伸びたようです。今日も明日も、このオーバルボックスのように、端正で美しく過ごしたいものです。

年末まであと168日。今日の誕生花はアマリリス、ストック、ジンジャー。今日が特別な方、おめでとうございます!心が喜ぶことしてあげてください。そうでない方も、素敵な週末をお過ごし下さい。