昨日はめずらしく夕暮れから、トークイベントを聞きに大阪へ。
吹田にあるippoplusにてグラフィックデザイナーの山口信博さんと
製本家の都築昭恵さんのトークイベントでした。
「来られませんか?」とippoの守屋さんにお誘いを受けて、予約をさせて頂きました。

人の話を聞くことは、そこの空気感丸ごと、体験することだなと思います。
ただ、話の内容が面白いとか面白くないとか、良いことを言ったとか言わないとかじゃなくて
その場を設けたギャラリーの空間の作り込みや
お話しされている方の醸し出す雰囲気とか、何気無く言う言葉とか
言葉だけではない、身体的に感じるものを確かに受け取ったり、
そういうところに身を置くこと。
そこがすごく面白いんだと思います。

以前より、メモを取ることを意識し始めた私は、とにかく聞いたことを書きまくりました。
何気無く詠まれた俳句も。何もかもを。
そうしていくと、ふと自分の考えが過ぎる。
全く関係ないことも、関係あることも。それも全部書く。
そうやっていくことで、今の自分と対面できたりもします。

昨日はふとこんなことを思いました。
「私は全然ダメなんじゃなく、とにかく、まだまだなんだなと」。
多分無意識の中で、何かと何かが繋がって、思ったんでしょうね。それが面白いのです。

そして、もう一つ感じたこと。
山口さんのお話を聞いていて、歳を重ね、いろんな物を見て、
勉強をされてきた方というのは、
良いものも、悪いものも、理由をちゃんと言えて、説得力があるということ。
なぜ良いのか、なぜ悪いのか。それをきちんと言葉にできること。
ひとりよがりではなくて、納得してしまうその説得力。

そこがとても、良いなとも思い、そういう大人になりたいと思います。
このような体験をしながら、少しずつなりたい自分へ、近づいていくんですよね。
いまの自分に不満足なわけではなく、やはり成長したいと思っているのが人というもので、
新たな目標をそこで見つけれたりするんです。

まだ昨日のトークイベントの余韻に浸っています。
1週間ぐらいはメモを見ながら、悶々と過ごしそうです。
良い時間を過ごせました。

素敵な週末を。